五百万石、生産量第2位の酒米の解説

こんにちは!!

日本酒メディア「Sake心」編集長の本橋へいすけです。

 

日本酒の風味に影響を与える酒米。

 

今回は生産量第2位の酒米「五百万石」を解説。

 

酒米「五百万石」の風味の特徴

五百万石の風味の特徴として

  • 軽快な風味
  • 硬質な口あたり
  • 透明感のある綺麗な味わい

 

と言われています。

 

淡麗タイプですね!

 

酒米「五百万石」とは?

五百万石は2001年までは40年近く酒米の作付面積1位だった酒米です。

 

現在は

  • 生産量第2位
  • 生産量27,048トン
  • 全体の生産量との比率24.9%
  • 主な生産地新潟、富山、福井、全22県

H27年農林水産省データ/参考資料 日本酒の基

 

北陸を中心に全国で栽培可能だったことが広がった理由。

酒米の中では収穫時期が早い早稲(わせ)品種。

 

蒸米にしたとき、粘り気が少なく麹が作りやすい。

 

<五百万石の歴史>

 

1938年(昭和13年)新潟で「菊水」「新200号」を交配して開発。

1957年(昭和32年)新潟県産米の生産量が五百万石(約75万トン)を突破したことを記念して名付けられた。

2001年(平成13年) 山田錦に作付面積で抜かれる。

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