こんにちは!!
日本酒メディア「Sake心」編集長の本橋へいすけです。
日本酒の風味に影響を与える酒米。
今回は熱狂的なファンが多いことで知られる「雄町」についての解説。
酒米「雄町」の風味の特徴
雄町の酒米を使った日本酒は、ふくよかな旨味があることが特徴。
コクや米の甘みを感じます。
酒米「雄町」とは?
約100品種存在する酒米。
雄町は岡山県を代表とする酒米で
- 生産量第4位の酒米
- 年間生産量2,886トン
- 全体の生産量における比率は2.7%
H27年農林水産省データ/参考資料 日本酒の基
生産量の9割以上が岡山県。
そのほか広島など全7県で作られている。
雄町は山田錦や五百万石のルーツとも言われおり、また現存する酒米の約3分の2は雄町の系統を引き継いでいると言われいます。
日本酒愛好家の中には雄町の熱狂的なファンも多く「オマチスト」という呼称もあるほど人気の酒米。
<雄町の歴史>
1859年 岡山県高島村雄町の岸本甚造が参拝の帰路で2本の稲穂を持ち帰る
1866年 改良され雄町と呼ばれるようになる
1921年 現在栽培されいる「雄町」が品種改良によるできる
1970年代 栽培が難しい雄町の生産量が激減(作付面積約3ha)
幻の酒米と言われるようになる。
その後、
岡山県で栽培復活が推奨され現在は作付面積500haくらいまで復活している。
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