美酒復権 秋田の若手蔵元集団「NEXT5」の挑戦の日本酒本レビュー

こんにちは!

きき酒師の本橋へいすけです。

 

今や日本酒業界に1つのムーブメントを起こした「NEXT5」。

参加している5つの蔵元ストーリーを知ることができる、2018年12/3に発売されたばかりの本のレビューを書いた。

 

美酒復権に出てくるNEXT5ってなに?

NEXT5は秋田の5つの酒蔵の集団。

 

  1. ゆきの美人 小林忠彦さん
  2. 白瀑(山本) 山本友文さん
  3. 福禄寿(一白水成) 渡邉康衛さん
  4. 新政 佐藤祐輔さん
  5. 春霞 栗林直章さん

 

5人の共通項は誰もが単なる蔵元ではなく、蔵元杜氏あるいは杜氏がいても自ら酒造りに参加していること。

※杜氏とは酒を造る職人のこと。

 

酒造りの技術の話や情報共有をしてレベルアップを図りながら、共同醸造酒も作っている。

今やNEXT5やそれぞれの蔵はブランドとして人気になり、日本酒界を牽引するムーブメントにもなっている。

 

美酒復権 秋田の若手蔵元集団「NEXT5」の挑戦の感想

この本を読んだ感想をひと言で表すならば、胸が熱くなった。

とても熱くなった!!

 

それぞれの蔵の苦労やストーリーを読み進めていけば、その蔵のお酒が飲みたくなる。

 

職人の世界や、濃い世界では情報共有がされにくい、もしくは情報開示したがらないケースも多い。

NEXT5のメンバーは積極的に酒造りについて情報共有をしながら、お互いレベルアップを図っているのでそんな様子にも胸を打たれる。

 

情報を閉じるより、情報共有をして業界全体のパイを広げる、ファンを増やすということは日本酒に限らず「あるべき姿」だと改めて感じるのではないだろうか?

 

本のなかでは新政に多くのページが割かれていて、独創的な発想や手法に編集者の方も尊敬しているんだなぁというのが伝わってくる。実際読んでいてワクワクした章でもある。

確かに新政の章では酒造りというよりアーティストとして「SAKE」というアート作品を生み出しているようだ。

 

ぼくも昔はミュージシャンとしての仕事もやっていたからその感覚はなんとなくわかるなぁ。

データなどロジカルな部分と数字では表せない感覚的なところ。

AI時代に突入しかかっている今、日本酒に限らずロジカルとアートなバランス感覚が必要になっていく未来を美酒復権の本の中からも感じる。

 

もちろん他の蔵の話もそれぞれ心を惹かれていく。

 

本を読み終えるころにはNEXT5は、もう次のステージに向かって動き出していることがわかる。

これからのNEXT5、各蔵の動きを楽しみにしながらお酒を飲みたいなぁと思う。

 

編集後日記

恥ずかしながら、数ヶ月前まで「NEXT5」という言葉を知らなかった。

それぞれの蔵のお酒は知っていたけど……

 

きっかけは山形、秋田に日本酒を求めて旅に出たとき、秋田に行ってNEXT5という言葉を知った。

秋田には想像していたよりおいしい日本酒がたくさんあって、初めての秋田だったけどすっかりファンになってしまった。

 

今回、美酒復権 秋田の若手蔵元集団「NEXT5」の挑戦を読んで、それぞれの蔵も好きからファンに変わった。

 

この本に書いてあるストーリーに想いを馳せながら、日本酒を飲んでみようと思う。

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