こんにちは!
きき酒師の本橋へいすけです。
たる酒の量り売りを初体験してきたので
- 樽酒
- 量り売り
について詳細の解説を動画付きでお届けしようと思います。
日本酒の量り売りってなに?
「量り売り」とは、酒類の購入者があらかじめ用意した容器に、購入者の希望する酒類を、希望する量だけ酒類販売業者が販売する行為
引用元:国税局
販売するお店によってスタイルも異なるが、一般的に量り売りは自分で買いたい量を選べたり、試飲できることが良い点です。
一般ユーザーからすると日本酒が瓶に詰められる瞬間を見ることができたり、体験できることが1番の楽しみ。
たる酒とは?
樽酒(たる酒)とは主に杉の樽で貯蔵し、杉の香りが移った日本酒を指します。
現在の日本酒作りでは管理の観点からホーロータンクやステンレンスタンクが使用されることがほとんどです。
ですので樽酒と書いてあるのは出荷の前に写真のような小さな杉の樽に入れ替えて何日か経って杉の香りがついた頃に出荷するのが一般的。
40枚もの側板を竹釘でつなぎ合わせた杉の大桶を使って日本酒を造っている蔵もありますが、日本で唯一大桶を作っていた大阪のウッドワーク(藤井製桶所)が継承できないという事態に陥っています。
現在、一部の日本酒関係者や木桶を使う醤油蔵などが木桶を残そう、復活させようという動きをしています。
たる酒量り売りの日本酒を瓶に詰める様子【動画付き】
今回ぼくは福岡県の糸島市(福岡市に隣接する半島)にある、おもしろ酒屋ちきゅう屋さんで樽酒の量り売りと瓶に詰める体験をさせていただいた。
めちゃくちゃテンションが上がった!!
日本酒の瓶にラベルを貼る作業も初体験しました。
シールはしわしわになった……
樽酒量り売りの体験後日記
樽酒の量り売りを体験させていただいてめっちゃ楽しかった!!
だけど量り売りや樽酒の歴史を紐解いていくと、日本が抱える後継者不足の問題や便利と共に失われてしまったことなどが見えてくる。
もちろん造る側の苦労や手間、生活もあるからどちらが良い悪いではないけど、日本が世界に誇れる文化を残しながら、持続可能なカタチになるといいなと思うしその手伝いを少しでもできたらいいなと思った取材でした。
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