こんにちは!
きき酒師の本橋へいすけです。
今回は三重県伊賀市森喜酒造、「るみ子の酒」の日本酒レビューです。
るみ子の酒とは?
るみ子の酒とは森喜酒造の蔵元・森喜るみ子さんの名前から来ている。
ラベルの絵は日本酒マンガとして有名な「夏子の酒」の尾瀬あきらさんが描いた。
きっかけは夏子の酒を読んだるみ子さんが夏子の酒を読んで尾瀬あきらさんに手紙を送ったことに始まる。
時代の流れと共に活気がなくなっていく森喜酒造だったが、手紙をきっかけに尾瀬あきらさんはじめ多くの方が「放ってはおけない」「生き残ってもらいたい」と蔵仕事を手伝ったり、アドバイスをしたりしました。
るみ子の酒はそんな状況の中で生まれた純米酒。
森喜酒造場の紹介
小社は名古屋と大阪のちょうど真ん中の三重県伊賀市のやや北部にあります。
伊賀地方は昔から水と米に恵まれたところで、三重県でも米はA地区に指定されており、県内の山田錦の大部分はここで作られております。
伊賀忍者の里、松尾芭蕉生誕の地で有名で近くには上野城、忍者屋敷、俳聖殿、赤目の瀧などがあり伊賀牛、組み紐などが特産です。
伊賀には12蔵の造り酒屋があり、小社はその中の一つです。
引用元: 森喜酒造HPより
1週間前の予約で蔵見学もできる。(3月下旬〜10月中旬まで)
るみ子の酒の日本酒レビュー
銘柄 | るみ子の酒 |
酒造名 | 森喜酒造場 |
場所 | 三重県伊賀市 |
お酒の作り方 | 山廃特別純米吟醸 無濾過生原酒 蔵内酵母 |
原料米 | 備前雄町 |
精米歩合 | 60% |
製造年月 | 2018.9 上槽日2018.3.2 |
飲んだ日 | 2018.12.2 |
るみ子の酒は飲みやすい味。
フルーティーというより米の甘みを感じる。
おつまみに酒が勝つのではなく、食事の旨味を引き出すような酒。
冷やで飲んだが常温、燗にしてもうまいだろう。
るみ子の酒に合う料理
るみ子の酒にはいぶりがっこのクリームチーズや、ポテトサラダなど比較的に味が濃厚な肴に合う。
ポテトサラダにイクラが載っていたら、るみ子も喜ぶぜ……
るみ子の酒まとめ
るみ子の酒はラベルの女性のような雰囲気の風味だった。
決してハデではないけど、みんなに好かれてまわりの人を立てるような。
激しく燃え上がって散る恋より、長く続く愛。
ずっとそばにいてほしい……そう思わせてくれるのがるみ子の酒だ。
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